2023年 ラマダンرمضان

イルミネーション 日常生活

ラマダンとは

日中には飲食を断つという、年に1度行われるイスラム教徒の義務の1つです。ラマダンはヒジュラ暦の第9月という意味で、今年は2023年は3月22日から4月20日まででした。ラマダン中はクルアーンをいつもより多く読んだり、長い礼拝をしたり、悪い行いを改めたり貧しい人を助けたり、普段より信仰深くなります。

イフタール(朝食)

日が沈むと、食事がとれます。ラマダン中の食事はイフタールと言われ、いつもより豪華な食事が毎日並びます。急に食べてお腹がびっくりしないように、水とナツメヤシを最初に食べるのがルールです。

私も義両親や家族、友達と一緒に食事を囲むことが多かったです。

マルフーフ(肉と米をキャベツで巻いたもの)
魚(白身魚)

コフテ(羊肉、パンにつけて食べる)
ガターイフ(ホットケーキの皮のようなものに、チーズやクリームを巻いてあげます。ラマダン中限定のデザートです。)

断食ができない人

病気、旅行者、生理中の人は断食をしなくても良いそうです。その変わりに次回のラマダンまでに休んだ日にちを個人的に断食するように言われています。また、どうしても病気で断食できない人は貧しい人に食事の提供をすることで免除できるそうです、

初めてのラマダンの感想

2,3日は頭痛がひどかったです。しかし毎日続けていると、頭痛はなくなり空腹は感じるのもののいつも通りの生活を送ることができました。水分を摂れないことが一番きつく感じました。朝方起きて食事をするので睡眠時間がまとめてとれないのは大変だなと思いました。そして、改めて食べ物のありがたみに気づくことができました。

基本的に仕事の時間も短縮になり、効率も落ちるので暑い時期だとより大変だと思いました。特に仕事がない場合は、日中に睡眠をとり夜中はずっと起きていることもよくあるようです。

イスラム教の人々にとっては、楽しみにしている行事のようなもので親戚家族が集まって食事を一緒に食べるなどより家族や身近な人たちとの関係を大切にできる機会になっているようです。

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