ジェラシュの街中では、列柱道路、浴場、劇場、広場、アーチが2000年前と同じ非常に良好な状態で残っているのを見ることができます。最も古いものは鉄器時代の始め(紀元前1200年から1000年頃)にまでさかのぼります。
そんな中でもジェラシュの観光地といえば、ジェラシュ遺跡。街の真ん中大きな遺跡が位置しているのが特徴で、初めて訪れた時はとても感動したのを覚えています。
遺跡は、1806年にドイツ人旅行者ウルリッヒジャスパーゼーツェンによって発見されるまで何百年もの間土壌に埋もれていました。未だに発掘作業中であり徐々に残骸が明らかになっているようです。
ジェラシュ遺跡について
開園時間 夏 8:00~18:00
冬 8:00~16:00
入場料 外国人 8JD
ヨルダン人 0.5JD
*学生グループと15歳以下は無料
2時間程度あれば全てを周ることができます。日陰がほとんどなく夏はとても暑いので、水分必須です!!
遺跡紹介

ハドリアヌス門(凱旋門)
西暦129/130年にハドリアヌス皇帝がジェラシュを訪れたことを称えるために建てられました。凱旋門は、街の南の主要な門になることを目的としています。

オーバルプラザ
広場の長さは90m、幅は80mで、列柱に囲まれています。7世紀に中央の噴水が追加されました。

列柱道路(カルド)
北から南に伸びる長さ約800mの通りです。両側に地下水路もあり、通りの脇にある通常の穴から雨水が流れ込んでいます。

ニンファエウム
西暦191年に建設されました。噴水はローマの都市では一般的であり、水は7つの刻まれたライオンの頭を通って歩道に流れこみそこから、排水溝を通って地下水路に入ります。

サウスシアター(円形劇場)
3000人以上の観客を収容できます。直射日光を避けるため、劇場構造は北東向きになっています。階段を登ると素晴らしいジェラシュの景色を一望できます。
ノースシアター(円形劇場)
北側に位置する円形劇場はサウスシアターよりは小さいですが、充分見ごたえがあります。会議や詩の朗読の評議会として利用されました。現在の収容人数は1600人。
ジェラシュフェスティバル
毎年夏に「ジェラシュ文化芸術際」が行われ、たくさんの人が来て賑わっています。これは、アラビア文化と国際文化を祝うものであり、詩のリサイタル、演劇、コンサート等が行われます。

他にも、商店街に遺跡が残っていたり、山に登ると絶景が見渡せたりジェラシュは自然豊かな場所です。一度遊びに来てください♪
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