今回は、夫が日本にいた時に私が感じた外国人が日本で暮らすということについて書いてみたいと思います。日本人は親切でおもてなしの精神が素晴らしいということをよく聞きますが、いろいろ感じることもありました。
コミュニケーションについて
夫は、店に行くと店員さんに話しかけることが好きで欲しいものがあると自分で聞きに行きます。結局伝わらなくて、見つけられないことも多いのですが聞かれた店員さんは一生懸命考えようとしてくれる人が多いなと思います!
しかし中には、英語で話しかけられたというだけですぐに諦めたり、カフェでは注文自体が入っていないということもありました。話せる、話せないというより分かろうとしてくれる姿勢が嬉しいのになと思うことはあります。(これは私がヨルダンで暮らしている時にも良く思うことです。)

それから、知っている単語でも使おうとしてくれるのはとても嬉しいと思います。私もヨルダンにいる時に知らない人から「こんにちは」「ありがとう」など簡単な単語で声をかけてもらうことがありました。会話まではいかなくとも相手に興味を持ち、使おうとしてくれる気持ちが何より嬉しいです。先日友人夫婦に会った時にアラビア語の挨拶を覚えて使ってくれました。夫はとても喜んでいました♪ちょっとした気遣いでいっきに距離が縮まるなと思います。
英語表記について
日本には、英語表記が少ないなと感じます。レストランに行った時なども、メニューに英語がないことが多く私が口頭で説明することが多いです。コースで何種類も選ぶなど複雑な注文が必要なものは特に理解が難しいのではないかなと思います。住んでいたところが都会ではないので、特にそうかもしれません。

また、夫は運転もしていましたが駐車場から出る時「出口」などの地面の表記は漢字のみも多く戸惑っている時もありました。
日本人として日本に暮らしていると気づかない細かいことに、夫といると気づくことができます。日本には細かいルールが多いと、夫はよく言っています。(日本のことはすごく好きなのですが。)私が一緒にいれば説明することはできますが、毎回そういうわけにはいきません。よく外国人はマナーが悪いと言われますが、そもそもルールを知らないだけで教えてあげれば解決する問題もあるんじゃないかなと思うことがあります。日本は便利でとてもいいところですが、外国人も生活しやすいようにより変わっていけるといいのかなと思いました。
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