ヨルダンの幼稚園

日常生活

今回は、私が青年協力隊時代に活動していた幼稚園のを紹介します。

ヨルダンの幼稚園とは

ヨルダンの幼稚園はروضة(ラウダ)と呼ばれ、日本で言う4,5歳児クラスと一緒です。

4歳児クラス(KG2)、5歳児クラス(KG1)と呼ばれています。

国内にはNGOが経営する園、私立園、公立園がありそれぞれでカリキュラムも違います。私は、NGOが経営する幼稚園で活動していました。

持ち物

大きなリュックに教科書やノートブックを入れて持ってきます。何冊も入っているので、とても重たいです。スクールバスで登園する子が多いので、背負って歩く時間はそんなに長くないです。

フㇳ―ル(朝食)用に、サンドイッチや飲み物を持ってきている子も多いです。

1日のスケジュール

1日のスケジュール

・9:00~10:30 勉強(アラビア語、英語、数字)

・10:30~11:00 朝食(サンドウィッチ、お菓子 等)

・11:00~12:00 自由時間

*私はこの時間にアクティビティを行っていました。何もしないで座っている園もあるようです。

・12:00~ バス(降園)

朝食(フㇳウール)

ほとんどの子が園で朝食を食べます。

ちなみにヨルダンでは、

朝食(フトゥール‥10:00頃)

昼食(ガダー‥16:00頃)

夕食(アシャー‥22:00頃)と、日本よりも遅めの時間に食べます。夜中まで起きて、朝遅く起きる人も多いからだと思います。

子ども達は小銭(日本円で30~50円くらい。)を持ってきて、ほぼ毎日お菓子を買います。それぞれ持っている金額に合わせて買えるものを選びます。

お菓子を買う行列

勉強

初めに挨拶や体調の確認をして始まります。そして、みんなでコーランの復唱を行います。

その後は曜日によって教科が決まっていて、テキストに沿って進んでいきます。

数字やアルファベットを1日1つ、単語の復唱→ホワイトボードに書く→テキストブックで練習という流れでした。

日本との違い

ヨルダンでは、勉強がメインなので情操教育メインの日本とは基本的に幼稚園のあり方が異なります。

ヨルダンは先生達の給料がとても低く、そのために辞めてしまう方も多いようです。また、免許がなくても働けるようです。

しかし、どちらの国の子ども達も、初めてのことなど、いろいろなことに興味深々で取り組もうとする姿は一緒だと思います。

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