今日紹介するのは、アンマンの南30㎞に位置し国内でもめずらしくキリスト教徒が多く住んでいる街マダバです。キリスト教に関する場所や教会もたくさんあります。お酒屋さんもあります。(ちなみに、ラマダン期間中は、基本的にお酒のお店は閉まります。開けていると罰金を取られるようです。)中心街には『聖ジョージ教会』『ラテン修道院』『殉教者教会』などがあり、歩いて回ることが可能です。
聖ジョージ教会
ギリシャ正教の教会で、床に6世紀のパレスチナの地図がモザイクで描かれています。地図はところどころ欠けていますが、ナイル川や死海、カラクやハママート・マインの温泉なども見えます。上から見る景色はとても綺麗で、マダバの街並みが見渡せます。

殉教者教会
建物はなく、天井を支えていた列柱の基礎だけが残っています。

ネボ山
ネボ山は、マダバの中心から車で20分(西10㎞)くらいのところにあります。死海とパレスチナを見下ろしていて、エルサレムを遠望することもできます。モーゼ終焉の地だと言われています。山はの上から見える景色はとても綺麗です。いろいろな方面を見ることが出来ます。

モーゼを記念した教会が4世紀には建てられていて、中に入ることが出来ます。教会にはモザイクで作られた床が広がっています。これは、マダバではよく見られる伝統的なものでお土産なども売られています。

モザイク教室はマダバの街中にあって、通うこともできます。最短で1週間くらいで小さい壁掛けは作れるようですが、細かい作業で時間もかかるので余裕をもって通った方が良いと思います。自分で作れば、名前など好きな文字も入れられるので私もいつか作ってみたいなと思っています。

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